アスリートを怪我から守る!
トップアスリートは、その競技に人生を捧げてきましたことでしょう。それがたった1回の、しかも一瞬のトラブルで、スポーツ人生が終わってしまうことがあります。私(代表の菅田)もそんなひとりです。
しかし今の時代、様々な研究成果が発表されている中、しっかりとケアすれば、防げた怪我は多いのです。また回復に時間をかけるのも、大きなリスクになります。ボディバランスが変わるので、1日でも早い回復が必要です。
そんな中、私たちはスポーツの怪我の多くは、避ける・軽減する・早期回復することができると考えています。
スポーツの怪我はこれ!
スポーツでの怪我の9割以上は、靭帯・腱・筋膜・軟骨で起こっています。これらの共通点は、線維状タンパク質で作られているということです。
線維状パンパク質とは、通常の球状タンパク質と違い、ロープのようにらせん状になっていて、強靭性・柔軟性・弾力性などの機能性を生み出しています。
特徴は、通常タンパク質と比べて代謝が遅く、修復に時間がかかることです。肉離れ、捻挫、関節痛の回復に時間がかかるのはこのためです。
そこで私たちは、靭帯・腱・筋膜・軟骨の機能性を高めることで、部位へのダメージを軽減し、修復を早めるために部位の代謝を高める商品を開発したのです。
プロ選手の怪我が84%減少
英ニューカッスル大学の研究で、コラーゲンなどの線維状タンパク質を2年間継続摂取したことで、プロ選手の怪我が84%減少したことを論文報告しています。
アマチュアに至っては、2年間の統計で怪我の発生数が93%減少していたのです。1,150名のアスリートを対象にした2年間の追跡調査であることから、その信憑性は大変高いものと考えています。
Wienecke, E. Leistungsexplosion im Sport. Ein Anti-Doping Konzept. Meyer & Meyer Verlag, Aachen, ISBN 978-3-89899-652-5, 288 Seiten (2011)
こんな商品です。
違和感に1本
靭帯・腱・筋膜成分の9割以上を占めるファイバープロテイン
Ⅰ型コラーゲン 腱の90%、皮膚の70%、骨の30% | 強靭的な機能性があり、筋力を骨に伝える腱の主要成分です。骨タンパク質成分でもあります。 |
Ⅱ型コラーゲン 軟骨の50% | 軟骨の主要成分で、水分を抱え込む弾力性を生み出します。 |
Ⅲ型コラーゲン 皮膚など | 細く柔らかい線維成分で、保水力が高くしなやかを生み出します。 |
エラスチン 靭帯、動脈、乳腺の70%以上 | 靭帯の主要成分で、弾力性を生み出します。血管年齢を示す動脈の弾力性成分でもあります。 |
ケガの84%が減少
英国ニューカッスル大学での研究で、アスリートにⅠ型コラーゲンペプチドなどを継続摂取させ2年間の怪我の発生を記録した。その結果、プロのアスリートの怪我が84%減少したことが分かった。
筋肉損傷が減少
主要なファイバープロテイン:Ⅰ型コラーゲンを2週間前から継続摂取することで、運動後の筋肉損傷レベルが低下することが分かりました。運動量と運動負荷に応じて、消費量が変わります。
創傷の治療期間の短縮
Ⅰ型コラーゲンを摂取することで、創傷の治療期間が短縮することが報告されています。
コラーゲンの代謝量を増やす
コラーゲンやエラスチンなどのファイバープロテインを継続摂取することで、体内の合成量が増えるとされています。
インフォーム・ド・チョイスは、英国に本社があるLGC社が運営するアンチ・ドーピング認証です。世界でNO.1の評価と分析能力をもつ半官半民で設立された分析機関です。日本での普及について、弊社もインフォームドチョイス・コンソーシアムの発起人として参加させていただきました。
開発ヒストリー
断られ続けて5年
コラーゲンって何ですか?
1998年頃から海洋性コラーゲンの商品開発を開始しました。当時はコラーゲンという名前すら、知っている人は皆無でした。しかし海外では数十の論文が発表されていて、スポーツ選手には絶対必要なものだと感じたのです。なぜなら、腱や筋膜、靭帯成分であり、運動機能そのものであり、代謝を高める作用が確認されていたからです。
こだわったのは海洋性コラーゲンです。しかし当時はまだその存在すら認知されていなかったのです。そのため商品化まで2年かかりました。第1世代の誕生です。今思えば液体ですごく不味かったと思います。
それから時が経ちました。
プロ野球選手はボロボロ
プロ野球の沖縄キャンプに行ったとき、選手と話をする機会がありました。すると絶対に言わないでください、としたうえで、故障だらけであることを教えてくれたのです。「走るのもツライ」といっていました。
すると「僕だけじゃないですよ。」「7割以上が、何らかの痛みを抱えながらプレーしています。」と。でも内緒にしないと、故障者リストに入れられるそうです。30代後半だと、2度と1軍に戻れない恐れがあるというのです。
その後、いろいろな選手に話を聞きましたが、皆さん怪我に不安があることが分ったのです。しかも栄養学的知識はほぼゼロ、身体のメンテナンスサポートも一部の選手を除いて皆無だったのです。「これは何とかしなくては」と強く感じたのがキッカケでした。
断られ続けて10社
研究室では成功したのに、作れる工場がなかったのです。10社中10社に断られました。理由は「こんなに高濃度では固まらない。水が出る。安定しない。活性して変色する。」というものでした。
商品形状は最初からスティックゼリーと決めていました。その理由は錠剤やカプセルでは量が多すぎるし、面倒くさがりのアスリートは簡単に美味しく食べられるものが必要、という理由からでした。
1万箱の返品の山
すべての会社に断れられて、ほぼ諦めかけていました。そんな時、知合いの紹介で、ようやく製薬メーカーが引き受けてくれました。しかし製造から3ヶ月ほどすると、クレームで忙殺されることになりました。初月で1万箱販売しましたが、その多くが返品として戻て来たのです。その山はすごいことになっていました。
クレーム内容は、水になっている、液体が飛び出てきて服が汚れた、液体が吹きこぼれてベタベタする、茶色くなっているなどというものでした。
製薬会社からは「成分を減らしてもらえませんか?」と言われる始末。それならどこでも作れます!努力してください。しかし結果は燦燦でした。
返品の山と請求書を見て、心が折れました。「何してるんだろう?」発売早々、廃盤も考えました。しかしそんな状況でも選手から「使ってます。」「調子いいですよ。」と聞くと、「何とかしなくては」と後押しされるのです。
救世主の登場
取引先から別の工場を紹介されました。ある会社の栃木工場が「やってみます。」と言ってくれたのです。理由を聞くと、機械を導入してから2年間、1度も製品製造をしていないというのです。
製造は思った以上に難しいようです。どうせ研究するなら、目標があった方がいいというのです。引き受けたというより、一緒にチャレンジしましょうという感じです。ここまで来れば藁でもすがります。
ふたたびの救世主
しかし結果は明白でした。そもそも2年間成功しなかったのに、上手くいくはずもありません。でも諦めずに開発を続けてくれました。
そしてたどり着いたのが、独自のゲル化剤(ゼリー状にする原料)の開発です。ゲル化メーカーとタグを組み、半年かけて数百回のテストでようやく完成したのです。もう液体化することはありません。
さらなるチャレンジ
ようやく商品も安定して、使用するプロ選手も200名を超えています。
開発5年、発売してすでに十余年で累計2,000万包出荷しました。しかしまだ完成とは言えません。目標にした食感に出来上がっていないのです。
もっと美味しくしなくては、もっと多くのアスリートの怪我を減らせない!まだまだ進化中です。怪我のリスクが減れば、スポーツはもっと楽しいものになります。